浅尾慶一郎君 御指名いただきましてありがとうございます。
諸先輩からいろいろと貴重な御意見をいただいておりますので、私、簡単に一点だけ、進め方ということでございますので、御要望をさせていただきたいと思います。
それは何かといいますと、憲法の議論をさせていただく調査会ということでございますけれども、憲法とは何か。逐条のことではなくて、憲法は何をするものか、何のためにあるのかという議論もぜひ、広く国民に開かれた調査会ということであればその点も含めて調査をしていただきたいと思います。
それはどういうことかと申しますと、先ほど来現実との乖離ということが言われておりますが、憲法がもし国としての理念、理想に重きを置くのであれば、当然現実と乖離が出てくるであろうと思いますし、そうではなくて、国家の基本的な、基本法的な性格ということであれば、現実との乖離というのは余り好ましくないということになるのではないかな、このように思います。恐らくここにお集まりの45名の皆様方、それぞれ憲法とは何のためにあるのかということであれば違った御意見はあろうかと思いますが、学識経験者も踏まえて、その位置づけというんですか、憲法そのものの位置づけというものをぜひ議論していただきたい。それは、前文あるいは逐条とを分けても結構でございますから、議論をしていただければと思います。以上です。